雪目は、雪に反射した強い紫外線で、目の表面(角膜)が炎症を起こす状態です。数時間後から、目の痛み、充血、涙が止まらない、まぶしくて目が開けられないなどの症状が出ます。雪の上では、曇りの日でも紫外線は強いため、UVカットのサングラスやゴーグルを必ず着けることが一番の予防です。
雪目の症状
症状は、紫外線を浴びている最中ではなく、数時間たってから出ることが多いのが特徴です。夜、山小屋やテントで急に痛みだすこともあります。
予防のポイント
- 雪の上では、曇りでもサングラスやゴーグルを着ける
- 横からの光も防げる、顔に沿った形のものを選ぶ
- UVカットの表示があるものを選ぶ
- 予備のサングラスを持つ(落としたり壊したりしたとき)
なってしまったら
- 目をこすらない
- 暗い所で目を閉じて休む
- 濡らしたタオルなどで目を冷やす
- 痛みが強い、視力がおかしいときは、下山後に眼科を受診する
雪目になりやすい場面
春の残雪の山は、日差しが強く、雪の照り返しも強いので、雪目になりやすい季節です(残雪期(春)の山はどんな危険がある?)。夏でも、雪渓を長く歩くときは注意しましょう(雪渓はどう歩く?夏でもアイゼンは必要?)。
雪目になると、目を開けていられず、歩けなくなることがあります。雪山ではサングラスを「おしゃれの道具」ではなく「安全装備」と考えましょう。