高血圧や心臓の病気がある人は、登山をする前に必ず主治医に相談しましょう。山では、急な登りでの運動の負担、寒さ、早朝の行動、睡眠不足などが重なり、心臓や血管に負担がかかります。許可が出たら、ゆっくりしたペースで、寒さに備え、体調が悪い日は登らないことが基本です。胸の痛みや強い息苦しさが出たら、すぐに休み、救助を求めます。
山で心臓に負担がかかる場面
負担を減らす工夫
- 歩き始めはとくにゆっくり(体を慣らす)
- 会話ができるペースを守る(登山で疲れないペースは?バテないコツは?)
- 寒い朝や稜線では、防寒をしっかりする
- 水分をこまめにとる(脱水は血液を濃くする)
- 前日はよく眠り、お酒を控える
危ない症状
- 胸の痛み、締めつけ、圧迫感
- 休んでもおさまらない息苦しさ
- 冷や汗、吐き気、顔色が悪い
- 動悸、脈が乱れる
こうした症状が出たら、すぐに歩くのをやめて休み、救助を求めます(山で救助を呼ぶには?110番と119番どっち?)。
主治医に相談すること
- 行きたい山の標高、歩く時間、標高差
- 運動の強さの目安(脈拍など)
- 薬の飲み方と予備
- 注意すべき症状と、出たときの対応
心拍計つきの腕時計で脈拍を見ながら歩くと、自分の負担を客観的に確かめられます。主治医に目安の脈拍を聞いておくとよいでしょう。