Q.092歩き方・登山技術

雪渓はどう歩く?夏でもアイゼンは必要?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

夏でも雪渓を歩くコースでは、軽アイゼン(4〜6本爪など)を持っていくのが一般的です。雪渓は表面が固く滑りやすく、転ぶと止まらずに滑り落ちることがあります。歩くときは、靴のつま先やかかとで雪を蹴り込んで足場をつくり、小股で歩きます。雪渓の上は落石が音もなく転がってくることがあり、長くとどまらないことも大切です。

雪渓で気をつけること

雪渓の危険 滑落 固い雪で転ぶと止まらない 落石 音を立てずに転がってくる 踏み抜き 雪の下が空洞になっている 霧 方向がわからなくなる
雪渓の危険

歩き方の基本

  1. 雪渓に入る前に軽アイゼンをつける
  2. 登りは、つま先を雪に蹴り込んで足場をつくる(キックステップ)
  3. 下りは、かかとから雪に踏み込むように歩く
  4. ストックは雪にしっかり刺して体を支える
  5. 赤いベンガラ(目印の線)や旗に沿って歩く

落石と踏み抜きに注意

  • 雪渓の上では石が音もなく転がってくる。上をときどき見る
  • 休憩は雪渓を出てから
  • 雪渓の端や、雪が薄くなった所は、下が空洞になって踏み抜くことがある
  • 雪の下から水の流れる音がする所は避ける

霧のときは

雪渓の上で霧が出ると、方向がわからなくなります。目印の線や旗を見失わないよう、間隔を詰めて歩き、地図アプリで現在地を確かめます。

白馬大雪渓など、雪渓を登る人気のコースでは、山小屋やガイドブックで軽アイゼンの携行が勧められています。雪の量は年や時期で大きく変わるので、最新の情報を確かめましょう(山の最新情報(残雪・登山道・山小屋)はどう調べる?)。

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