Q.136体力・からだ・ケガ

登山中の熱中症を防ぐには?なったらどうする?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

夏の標高の低い山や、風の通らない樹林帯は蒸し暑く、熱中症になりやすい場所です。予防には、のどが渇く前から水分と塩分をこまめにとる、通気性のよい服と帽子、こまめな休憩、涼しい時間帯に歩くことが大切です。めまいや吐き気など熱中症が疑われるときは、涼しい日陰で休ませ、服をゆるめ、体を冷やし、水分と塩分を補給します。

熱中症になりやすい条件

熱中症に注意したい条件 気温と湿度 蒸し暑い低山の夏 風がない 樹林帯や谷筋 日差し 稜線の直射日光 体調 睡眠不足・二日酔い・体調不良
熱中症に注意したい条件

環境省の熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数(WBGT)の予測を見られます。登山口の地域の暑さ指数が高い日は、計画を見直しましょう。

予防のポイント

  • 出発前に水分をとる(国立登山研修所の資料では入山前に500mlの水分をとるよう勧めています)
  • 水だけでなく、塩分もとる(スポーツドリンク、塩分タブレットなど)
  • 必要な水の量を計算して持つ(登山に持っていく水の量は?計算方法は?)
  • 帽子をかぶり、通気性のよい服を着る
  • 早朝に歩き始め、暑い時間の登りを避ける

熱中症の症状

  • めまい、立ちくらみ、顔のほてり
  • 筋肉のけいれん(足がつる)
  • 頭痛、吐き気、だるさ
  • 汗が止まらない、または汗が出なくなる
  • 意識がぼんやりする(重症)

なったときの応急処置

  1. 日陰など涼しい場所に移す
  2. 服をゆるめ、寝かせる
  3. 露出した手足に水をかけ、あおいで体を冷やす
  4. 水分と塩分をとらせる(自分で飲めるとき)
  5. 意識がおかしい、自分で飲めないときは、すぐに救助を求める

出典・参考:国立登山研修所「安全登山カード」、環境省「熱中症予防情報サイト」(2026年11月時点で確認)

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