春の残雪期の山は、日差しが暖かくても、中身は雪山です。朝は雪が凍ってカチカチ、昼は雪がゆるんで踏み抜きやすく、暖かい日は全層雪崩や落石が起きやすくなります。天気が崩れると、真冬のような吹雪に逆戻りすることもあります。アイゼン・ピッケルなどの雪山の装備と、雪山の経験が必要です。
残雪期の主な危険
時間帯による雪の変化
| 時間帯 | 雪の状態 | 注意 |
|---|---|---|
| 朝 | 冷えて凍り、固い | アイゼンが必要。滑落に注意 |
| 昼 | ゆるんで柔らかい(腐れ雪) | 踏み抜き、疲れやすい、雪崩 |
| 夕方 | 再び冷えて固くなる | 凍結 |
残雪期の装備
- アイゼン(10〜12本爪が必要な所も)、ピッケル(アイゼンは何本爪を選べばいい?、ピッケルは必要?どう使う?)
- サングラス・ゴーグル、日焼け止め(雪目(雪盲)とは?防ぐには?)
- 冬に近い防寒着
- 雪崩の危険がある所では、ビーコン・プローブ・ショベル(雪崩対策の装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とは?)
計画のポイント
- 早い時間に行動し、雪がゆるむ前に危険な斜面を抜ける
- 暖かい日の午後は、急な雪の斜面の下に近づかない
- 山小屋の営業や、雪の状態の最新情報を確かめる(山の最新情報(残雪・登山道・山小屋)はどう調べる?)
ゴールデンウィークのアルプスは、毎年のように遭難が起きています。夏山と同じ感覚で行かず、雪山として準備しましょう。