長野県の資料では、高山病は標高2,500m付近から、誰でも影響を受ける可能性があるとされています。主な症状は、頭痛、食欲不振・吐き気・嘔吐、だるさ、めまい、眠れないなどです。予防には、前日に十分休む、水分と栄養をとる、高地に着いたらすぐに動かず体を慣らす、ゆっくり行動することが大切です。症状が改善しないときは、行動を中止して高度を下げるのが根本的な対処です。
主な症状
予防のポイント(長野県の資料より)
- 登山前に睡眠と休養を十分にとる
- 行動中は水分と栄養を補給し、脱水を防ぐ
- 下痢や飲み過ぎを控える
- 高地に着いたら、すぐに行動せず、約1時間ほど水分補給と軽い準備運動で体を慣らす
- 高度に慣れるまでは、ゆっくり行動する
なったときの対処
- 軽い症状なら、休んで深呼吸をすると楽になることがある
- 症状が改善しない、頭痛が悪化するときは、行動を中止してすぐに下山する
- 根本的な対処は高度を下げること
高山病になりやすい場面
- 富士山の5合目(標高2,300m前後)までバスや車で一気に上がり、休まずに登り始める
- 夜通し歩いて山頂をめざす「弾丸登山」(睡眠不足と急な高度の上昇)
- 体調がすぐれない、睡眠不足のまま登る
富士山では、5合目で1時間ほど過ごして体を慣らしてから登り始めることがよく勧められています(富士山に登るにはどうすればいい?)。
意識がもうろうとする、まっすぐ歩けない、咳がひどく息苦しいなどの症状は、重い高山病のおそれがあります。すぐに高度を下げ、救助を求めましょう。
出典・参考:長野県 山岳高原観光課 資料(高山病の予防と対処)(2026年11月時点で確認)