登山のステップアップは、歩く時間や標高差、泊まりの経験、岩場や雪などの技術を、一つずつ順番に増やしていくのが安全な進め方です。いきなり難しい山に挑戦するのではなく、「少し難しい」と感じる山を一つずつ経験しましょう。県が公表している山のグレーディングを使うと、次に挑戦する山を選びやすくなります。

ステップアップの順番の例
各段階で身につけたいこと
| 段階 | 身につけたいこと |
|---|---|
| 低山 | 歩き方、ペース配分、地図アプリの使い方(登山で疲れないペースは?バテないコツは?、登山の地図アプリはどう準備する?オフラインで使える?) |
| 標高差の大きな山 | 体力づくり、下りの歩き方、天気の判断(登山のための体力づくり・トレーニングは何をすればいい?、下りで膝が痛くならない歩き方は?転ばないコツは?) |
| 山小屋泊 | 山小屋での過ごし方、長い行程の計画(山小屋とは?はじめて泊まる人が知っておきたいことは?) |
| アルプス | 高山病、稜線の強風と寒さ、岩場の通過(高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?、岩場の歩き方は?怖いときはどうする?) |
| テント泊 | テントの設営、水と食料の管理(テント泊を始めたい。何が必要?) |
| 雪山 | アイゼン、ピッケル、雪崩の知識(雪山登山を始めたい。何から始めればいい?) |
次の山を選ぶとき
- 今まで登った山の体力度と技術的難易度を確認する(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)
- 次は、体力か技術のどちらか一つだけを上げる
- 初めての技術が必要な山は、経験者やガイドと一緒に(山岳ガイドに頼むにはどうすればいい?)
体力と技術の両方が足りない山に、一気に挑戦するのは危険です。「行けそう」ではなく「確実に行ける」山を選びましょう。
記録が自分の力を教えてくれる
登った山とかかった時間を記録しておくと、地図のコースタイムと比べて、自分のペースがわかります。次の山の計画に役立ちます(山行記録はどうつける?記録すると何がいい?、コースタイムとは?自分の足に合わせた読み方は?)。
長野県などが公表している「山のグレーディング」は、体力度(1〜10)と技術的難易度(A〜E)で山の難しさを示しています。
出典・参考:長野県「信州 山のグレーディング」解説資料(2026年11月時点で確認)