岩場では、ストックをしまい、両手両足の4本のうち3本で体を支え、1本ずつ動かす「三点支持」が基本です。足は靴底で岩をしっかりとらえ、手は「つかむ」より「支える」使い方で、体は岩から離し気味に立つと滑りにくくなります。怖いと感じたら、無理をせず、経験者と一緒に越えるか、引き返す判断をしましょう。
岩場の基本
足の置き方
- 靴底をなるべく広く岩につける
- 小さな足場には、つま先の内側をのせる
- 濡れた岩、コケ、砂の浮いた所は避ける
- 足を置いたら、体重をかける前に一度確かめる
手の使い方
- しっかりした岩の出っ張りや割れ目を選ぶ
- 浮いている石や、草・木の根に頼りすぎない
- 腕の力で体を引き上げるより、足で立って手はバランスをとる
下りは岩に向き合う
急な岩場の下りは、岩に顔を向けて(後ろ向きに)下りると、手と足の位置が確かめやすくなります。斜面がゆるいときは、前向きで体を少し斜めにして下ります。
怖いときは
- 一度止まって深呼吸し、次の一手だけに集中する
- 仲間に足の置き場所を声で教えてもらう
- 自信がない岩場の先には進まない。引き返す勇気を持つ
岩場では、上の人が落とした石が当たることがあります。前の人とは間隔をあけ、石を落としたら大きな声で「ラク(落石)」と知らせます(「ラク!」と聞こえたらどうする?)。