Q.079歩き方・登山技術

下りで膝が痛くならない歩き方は?転ばないコツは?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

下りでは、膝を軽く曲げたまま、小さな歩幅で、足裏全体を地面に置くように歩きます。膝を伸ばしたままドスンと着地すると、膝と太ももに大きな衝撃がかかります。下りの前に靴ひもを締め直し、ストックを使い、急がないことが、膝と転倒を防ぐ基本です。遭難の原因で多い転倒や滑落は、疲れのたまる下りで起きやすくなります。

下りの基本の歩き方

下りの歩き方の基本 1 靴ひもを締める 下りの前に足首まで 2 膝を曲げる 軽く曲げてクッションに 3 小股で 段差を細かく刻む 4 足裏全体で かかとだけで着地しない 5 目線 3〜4歩先を見る
下りの歩き方の基本

膝を痛めないコツ

転ばないためのコツ

  • 重心を後ろに残しすぎない(へっぴり腰はかえって滑る)
  • 濡れた岩、木の根、落ち葉の上には足を置かない(濡れた岩や木の根で滑らないコツは?)
  • 疲れたら、休憩して行動食をとってから下りる
  • 走らない。小走りは転倒のもと

下りの時間は甘く見ない

下りは登りより楽に感じますが、疲れがたまり、足がふるえて時間がかかることがあります。コースタイムで「下りは登りの7割程度」となっていても、疲れた状態では予定より遅れることを考えておきましょう。

「もうすぐ下山」と気がゆるんだ頃に転倒しやすくなります。登山口に着くまでが登山です。最後まで足元に集中しましょう。

出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)

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