地図アプリは、電波のある自宅で、行く山の地図をダウンロードしておけば、圏外の山中でもGPSで現在地を確認できます。出発前に予定のルートを登録し、機内モードでも現在地が表示されるかを試しておきましょう。山では電池の消耗が激しいので、モバイルバッテリーと、故障に備えた紙の地図も持ちます。
出発前の準備
山での使い方
- 分岐、ピーク、休憩のたびに現在地を確認する
- 予定のルートから外れたら知らせる機能をオンにする
- 確認するときは立ち止まり、足元の安全な場所で見る
- 現在地が予定と違うときは、すぐに最後の確実な地点まで戻る
電池を長持ちさせる設定
| 設定 | 効果 |
|---|---|
| 機内モード(GPSはオン) | 電波を探す消耗を減らす |
| 画面の明るさを下げる | 画面の消費電力を抑える |
| 使わないアプリを閉じる | 裏での通信や処理を止める |
| 寒いときは体に近いポケットへ | 低温による電池の急な減りを防ぐ |
機内モードでの通話はできないので、緊急時はすぐに解除して110番・119番に連絡できるよう、操作を覚えておきましょう(山で救助を呼ぶには?110番と119番どっち?)。
アプリに頼りすぎない
- GPSの位置は、谷や深い森で数十m以上ずれることがある
- 地図上の道が、実際は廃道や通行止めのこともある
- 画面を見ながら歩くと、つまずきや転倒の原因になる
経験者は、アプリで現在地を確かめるたびに「地形図ではここはどんな地形か(尾根か谷か)」も合わせて見ます。こうすると、アプリが使えなくなったときにも地図を読む力が育ちます(登山の地図の読み方は?等高線はどう見る?)。