バリエーションルートとは、一般の登山道ではない、岩稜や雪稜、沢などを登るルートのことです。登山地図に道として描かれていなかったり、破線や注意書きで示されていたりします。道標や整備された道がなく、ロープの技術やルートを見つける力が必要です。上級者向けのルートで、経験者やガイドと一緒に、十分な技術を身につけてから挑戦しましょう。
一般登山道との違い
バリエーションルートの例
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 岩稜 | 岩の尾根を登る。ロープを使う場面がある(ロッククライミングを始めるには?) |
| 雪稜 | 雪の尾根を登る。冬山の技術が必要 |
| 沢 | 沢を登って山頂を目指す(沢登りを始めるには?) |
| 踏み跡程度の道 | 地図に道がなく、踏み跡をたどる(踏み跡が薄い道や、廃道・バリエーションルートとは?) |
必要な技術と装備
- 地図とコンパスで、ルートを見つける力(登山の地図の読み方は?等高線はどう見る?、登山にコンパスは必要?どう使う?)
- ロープを使った確保の技術
- ヘルメット、ハーネス、ロープなどの装備
- 天候や雪の状態を判断する力
バリエーションルートでの事故は、救助にも時間がかかります。登山計画書には、ルートを詳しく書いて提出しましょう(登山計画書には何を書く?書き方のポイントは?)。
一般登山道の破線ルート
登山地図では、一般の登山道でも、難しい区間や整備されていない区間が破線で示されることがあります。破線の道は、経験者向けの道と考えましょう。
バリエーションルートに挑戦する前に、県のグレーディングで技術的難易度の高い一般登山道(D〜Eなど)を、経験者と一緒に歩いておくとよいでしょう(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)。