一人での登山は、自分のペースで歩ける楽しさがある一方、事故が起きたときに助けを呼べず、見つけてもらいにくいという危険があります。警察庁によると、2025年の単独の遭難者は1,367人で、そのうち死者・行方不明者の割合は15.3%と、複数人の登山(5.5%)より高くなっています。登山計画書を出し、家族に行き先と下山時刻を伝える、位置を知らせる手段を持つ、早めに引き返すことを徹底しましょう。
単独と複数の比較(2025年)
※警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」より。
ソロ登山の基本
家族への連絡の仕方
- 登山計画書の写しを家族に渡す(コース、下山予定時刻)(登山計画書には何を書く?書き方のポイントは?)
- 「何時までに連絡がなければ警察に通報」と決めておく
- 下山したら、すぐに連絡する(家族には何を伝えておけばいい?下山連絡のルールは?)
予定のコースを変えたのに、家族に伝えていないと、遭難したときに捜索の範囲がずれてしまいます。コースを変えたら、できる限り連絡しましょう。
ソロに向く山の選び方
- 人の多い、よく整備された登山道の山
- 山小屋が多く、エスケープルートがある山(エスケープルートとは?どう計画に入れる?)
- 携帯電話の電波が届きやすい山(山で携帯電話はつながる?電波が入りやすい場所は?)
- 初めて行く山は、難しすぎないコースから
位置を伝える道具
- スマホの地図アプリと、予備のバッテリー(登山の地図アプリはどう準備する?オフラインで使える?、山でスマホの電池をもたせるには?モバイルバッテリーは何mAh?)
- 登山者向けの位置情報を知らせる発信機や、衛星通信の機器(捜索用の発信機(ビーコン)は持つべき?、圏外の山で連絡する方法は?衛星通信は使える?)
- 笛(近くの人に知らせる)
ソロ登山を始めるかどうかの考え方ははじめての登山にひとりで行ってもいい?、女性の一人登山の注意は女性の登山で気をつけることは?で紹介しています。
出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)