Q.052ザック・道具・装備

捜索用の発信機(ビーコン)は持つべき?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

単独登山、人の少ない山、長い縦走、冬山などでは持つ価値が大きい装備です。国立登山研修所の安全登山カードでも、GPSや捜索用発信機の携帯と、山岳保険への加入が勧められています。会員制の発信機サービスは、遭難したときに捜索隊が電波で位置を探す仕組みで、早く見つかるほど、生存の可能性も救助の負担も小さくなります。

「見つけてもらう」ための道具

種類仕組み特徴
会員制の捜索用発信機小型の発信機の電波を、捜索隊が受信機で探す会費が必要。捜索の費用補償がついたものも
衛星通信の端末・機能圏外でも衛星経由でメッセージやSOSを送る対応する機種・契約が必要(圏外の山で連絡する方法は?衛星通信は使える?)
スマホの位置情報電波があれば、通報時に位置を伝えられる圏外では使えない
雪崩ビーコン雪に埋まった人を探す専用の機器雪山の雪崩対策用(雪崩対策の装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とは?)
遭難したときの「見つけてもらう」流れ 1 通報 電話・衛星で救助を要請 2 位置 現在地を伝える 3 捜索 発信機の電波で絞り込む 4 発見 救助隊が到着
遭難したときの「見つけてもらう」流れ

選ぶときの確認点

  • 発信機の電池の持ち時間と、充電・交換の方法
  • 年会費と、捜索費用の補償の有無・上限
  • どの地域で捜索に対応しているか
  • 家族が「発信機を持っている」と知っているか(通報時に伝えてもらう)

持っていても大切なこと

発信機は「見つけてもらう」ための道具で、遭難を防ぐ道具ではありません。また、通報されないと捜索は始まりません。登山届と家族への連絡とセットで使いましょう(家族には何を伝えておけばいい?下山連絡のルールは?)。

出典・参考:国立登山研修所「安全登山カード」(2026年11月時点で確認)

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