登山計画書には、①メンバー(氏名・年齢・性別・住所・連絡先・血液型など)、②緊急連絡先、③山域・目的の山、④日程と行程(区間ごとの予定時刻)、⑤エスケープルート、⑥装備(テントやツェルトの色、通信手段)、⑦食料・燃料の予備日数を書きます。計画書は、万一のときに捜索する人が見る資料です。「どこを、いつ、どんな装備で歩くか」がわかるように具体的に書きましょう。
必ず書きたい項目
| 項目 | 書き方のポイント |
|---|---|
| メンバー | 全員の氏名・生年月日・住所・携帯番号。リーダーを明記 |
| 緊急連絡先 | 家族など、山に行かない人の連絡先 |
| 行程 | 日ごとに、区間と予定時刻。宿泊場所 |
| エスケープルート | 悪天候やケガのときに下りる道 |
| 装備 | テント・ツェルト・ザックの色、無線や発信機の有無 |
| 食料 | 予備の食料が何日分あるか |
| 下山予定 | 下山完了時刻と、連絡がない場合の対応 |
捜索に役立つ書き方
- 服やザック、テントの色を書く(上空や遠くから探すときの手がかり)
- 携帯電話の会社と番号を全員分書く
- 「計画を変更する可能性がある区間」も書く
- 写真つきの装備リストを家族に渡すのも有効
計画書づくりは「危険の洗い出し」
計画書を書くと、「この区間は時間がかかる」「この分岐で迷いやすい」「この時刻までに稜線を抜けないと雷が心配」など、事前に気づけることがたくさんあります。提出のためだけでなく、自分の安全を確かめる作業として作りましょう。
書式はどうする?
都道府県警察や山岳団体のサイトに書式が公開されているほか、オンラインの登山届システム「コンパス」や登山アプリで作ることもできます(登山届はどこに出す?提出は義務?)。
家族には計画書の写しを渡し、「何時まで連絡がなければ警察に連絡してほしい」と具体的に頼んでおきましょう(家族には何を伝えておけばいい?下山連絡のルールは?)。