できれば最初の数回は経験者と一緒か、ガイド・ツアーの登山をおすすめします。警察庁の統計では、2025年の単独登山の遭難者のうち死者・行方不明者の割合は15.3%で、複数人で登っていた人(5.5%)の約3倍でした。ひとりで行くなら、人の多い整備された山を選び、登山届を出し、家族に行き先と下山予定を伝えることが最低限の対策です。
単独登山が危ない理由
- ケガや体調不良で動けないとき、助けを呼ぶ人がいない
- 道を間違えても気づく人がいない
- 疲れや迷いの判断を、自分だけでしなければならない
- 発見が遅れると、低体温症などで命に関わる
ひとりで行くときの最低限の対策
- 人が多く道標が整った山を選ぶ(はじめは有名な低山)
- 登山届を出し、家族や友人に行き先・コース・下山予定時刻を伝える(登山届はどこに出す?提出は義務?)
- スマホの地図アプリで現在地を確認できるようにし、モバイルバッテリーを持つ
- 「何時までに山頂に着かなければ引き返す」と決めておく
- 登山者がいる時間帯(午前中の早い時間)に歩く
仲間やガイドを見つける方法
- 登山用品店や自治体が開く登山教室
- 山岳会、登山サークル(山岳会や登山サークルに入るメリットは?)
- 旅行会社の初心者向け登山ツアー
- 公認の登山ガイドに依頼する(山岳ガイドに頼むにはどうすればいい?)
「家族に伝えた下山予定時刻を過ぎたら、どうするか」まで決めておくと安心です。何時に連絡がなければ110番してほしいかを、具体的に伝えておきましょう。
出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)