圏外の山では、①電波の届く場所(尾根や見通しのよい場所)まで移動する、②スマホの衛星通信機能や衛星通信の専用端末を使う、③無線を使うなどの方法があります。最近は、圏外でも衛星経由でSOSやメッセージを送れるスマホや契約が増えています。自分の端末と契約で何ができるかを、出発前に確かめておくことが大切です。
主な連絡手段
| 手段 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| 携帯電話(電波のある所) | 110番・119番、家族への連絡 | 山の中では圏外が多い |
| スマホの衛星通信機能 | 衛星経由のSOS、メッセージ(機種・契約による) | 空が開けた場所で使う。対応機種を確認 |
| 衛星通信の専用端末 | SOS、メッセージ、位置の共有 | 端末と契約が必要 |
| アマチュア無線 | 仲間や無線局と交信 | 免許が必要 |
| 特定小電力無線(トランシーバー) | 仲間どうしの近距離の連絡 | 免許不要。届く距離は短い |
電波を探すコツ
- 谷より尾根、樹林より開けた場所のほうが電波が届きやすい
- 電話がつながらなくても、ショートメッセージが送れることがある
- 移動で体力を使い切ったり、道に迷ったりしないよう注意する
出発前にやっておくこと
- 自分のスマホが衛星通信に対応しているか、使い方を確かめる
- 家族に「圏外が多い山」と伝えておく
- 登山届に、持っている通信手段を書く
携帯電話の会社によって、山の電波の届き方は違います。山小屋や自治体のサイトで、つながりやすい会社の情報が紹介されていることもあります(山で携帯電話はつながる?電波が入りやすい場所は?)。