Q.053ザック・道具・装備

圏外の山で連絡する方法は?衛星通信は使える?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

圏外の山では、①電波の届く場所(尾根や見通しのよい場所)まで移動する、②スマホの衛星通信機能や衛星通信の専用端末を使う、③無線を使うなどの方法があります。最近は、圏外でも衛星経由でSOSやメッセージを送れるスマホや契約が増えています。自分の端末と契約で何ができるかを、出発前に確かめておくことが大切です。

主な連絡手段

手段できること注意点
携帯電話(電波のある所)110番・119番、家族への連絡山の中では圏外が多い
スマホの衛星通信機能衛星経由のSOS、メッセージ(機種・契約による)空が開けた場所で使う。対応機種を確認
衛星通信の専用端末SOS、メッセージ、位置の共有端末と契約が必要
アマチュア無線仲間や無線局と交信免許が必要
特定小電力無線(トランシーバー)仲間どうしの近距離の連絡免許不要。届く距離は短い
圏外で連絡したいとき 1 落ち着く 安全な場所で止まる 2 移動する 尾根や開けた場所へ(無理はしない) 3 試す 電話・衛星SOS 4 待つ 位置を伝えたら、その場で救助を待つ
圏外で連絡したいとき

電波を探すコツ

  • 谷より尾根、樹林より開けた場所のほうが電波が届きやすい
  • 電話がつながらなくても、ショートメッセージが送れることがある
  • 移動で体力を使い切ったり、道に迷ったりしないよう注意する

出発前にやっておくこと

  • 自分のスマホが衛星通信に対応しているか、使い方を確かめる
  • 家族に「圏外が多い山」と伝えておく
  • 登山届に、持っている通信手段を書く

携帯電話の会社によって、山の電波の届き方は違います。山小屋や自治体のサイトで、つながりやすい会社の情報が紹介されていることもあります(山で携帯電話はつながる?電波が入りやすい場所は?)。

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