Q.025山選び・計画・登山届

エスケープルートとは?どう計画に入れる?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

エスケープルートは、予定の道を最後まで歩けなくなったときに、途中から安全に下山できる道のことです。天気の悪化、体調不良、ケガ、予定より大幅な遅れなどに備えて、「どこまで来たら、どの道で下りるか」を出発前に決めておきます。特に縦走や長いコースでは、エスケープルートの有無が安全を大きく左右します。

エスケープルートの例

  • 別の登山口へ下りる短い下山路
  • ロープウェーやケーブルカーの駅
  • 山小屋(泊まって天気の回復を待つ)
  • 来た道を引き返す(もっとも確実なエスケープ)
エスケープルートの決め方 1 地図で探す 途中から下りる道や山小屋 2 時間を見る どこから何時間で下りられるか 3 条件を決める 何時・何があれば使うか 4 計画書に書く 家族にも伝える
エスケープルートの決め方

使う判断のタイミング

「まだ行ける」と思ううちに判断するのが大切です。疲れ切ってからでは、エスケープルートの下りにも時間がかかり、転倒の危険も高まります。

  • 予定の通過時刻より30分〜1時間以上遅れた
  • 雷鳴が聞こえた、雷注意報が出た
  • 仲間が足を痛めた、気分が悪いと言っている
  • 雨で岩場が濡れ、この先に難所がある

エスケープルートの落とし穴

エスケープルートが必ずしも安全とは限りません。人が少なく荒れている道、沢沿いで増水すると危ない道、下山口からの交通がない道もあります。実際に使える道かを、最新の情報で確かめておきましょう。

稜線の縦走では「この小屋を過ぎたら、次の下山路まで○時間逃げ場がない」という区間を把握しておくと、どこで判断すべきかがはっきりします(縦走とは?はじめての縦走の計画の立て方は?)。

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