まず全員の安全を確保し(落石や滑落の危険がない場所へ)、ケガや体調の状態を確かめて応急手当をします。そのうえで、自力で歩いて下山できるかを判断します。歩けない、意識がおかしい、症状が悪化している、などのときは、ためらわずに救助を呼びましょう。助けを呼びに行くために、一人で行動させるのは原則避けます。
最初にやること
自力で下山できるかの判断
| 自力で下山を考えてよい | 救助を呼ぶ |
|---|---|
| 歩ける程度の軽い捻挫や靴ずれ | 自分で歩けない |
| 休むと回復する軽い疲れ | 意識がぼんやりしている、話がおかしい |
| 下山口が近く、道がやさしい | 出血が止まらない、頭を打った |
| 天気が安定している | 症状が悪化している、日没が近い |
グループの役割分担
- リーダーが全体の判断をする
- 手当をする人、連絡をする人、ほかのメンバーを見守る人を決める
- 荷物を分けて、ケガをした人の負担を減らす
一人で助けを呼びに行かせない理由
- 助けを呼びに行った人が道に迷ったり、ケガをしたりすることがある
- 電話がつながるなら、その場で通報するのが一番早い
- どうしても伝令が必要なときは、2人以上で行く
病気や体調不良の症状は、低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?、登山中の熱中症を防ぐには?なったらどうする?、高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?で、それぞれの見分け方と対処を紹介しています。