Q.130安全・遭難対策

雪崩はどんなときに起きる?巻き込まれないためには?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

雪崩は、急な斜面に積もった雪が崩れ落ちる現象で、30〜45度前後の斜面で起きやすいといわれます。大雪が降った直後や、短い時間に多く積もったとき、強風で雪が吹きだまったとき、春に気温が急に上がったときなどは特に危険です。雪のある山では、雪崩の起きやすい地形を避けて歩き、ビーコン・プローブ・ショベルの3点を持ち、使い方を身につけることが基本です。

雪崩の起きやすい条件

雪崩に注意したい条件 地形 30〜45度前後の斜面 沢や窪み 雪庇の下 天気 大雪の直後 強風の吹きだまり 急な気温上昇・雨 雪 新しい雪が多い 古い雪との境目が弱い
雪崩に注意したい条件

雪崩の種類

種類特徴起きやすい時期
表層雪崩古い雪の上の新しい雪が滑り落ちる。速い厳冬期、大雪の後
全層雪崩地面の上から雪全体が滑り落ちる春先、気温が上がったとき

巻き込まれないための行動

  • 急な斜面の下や、沢の中を通る時間を短くする
  • 危険な斜面は、一人ずつ間隔をあけて通過する
  • 大雪の直後は、雪山に入らないか、危険の少ないコースにする
  • 雪崩の情報(地域の雪崩情報など)を確かめる

装備と講習

雪崩に巻き込まれた人を探すには、雪崩ビーコン、プローブ(探り棒)、ショベルの3点セットが欠かせません。全員が持ち、使い方を講習で練習しておく必要があります(雪崩対策の装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とは?)。

春の残雪期は、日中の気温上昇で雪がゆるみ、全層雪崩や落石が起きやすくなります。暖かい日の午後は、急な雪の斜面を避けましょう(残雪期(春)の山はどんな危険がある?)。

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