雪崩は、急な斜面に積もった雪が崩れ落ちる現象で、30〜45度前後の斜面で起きやすいといわれます。大雪が降った直後や、短い時間に多く積もったとき、強風で雪が吹きだまったとき、春に気温が急に上がったときなどは特に危険です。雪のある山では、雪崩の起きやすい地形を避けて歩き、ビーコン・プローブ・ショベルの3点を持ち、使い方を身につけることが基本です。
雪崩の起きやすい条件
雪崩の種類
| 種類 | 特徴 | 起きやすい時期 |
|---|---|---|
| 表層雪崩 | 古い雪の上の新しい雪が滑り落ちる。速い | 厳冬期、大雪の後 |
| 全層雪崩 | 地面の上から雪全体が滑り落ちる | 春先、気温が上がったとき |
巻き込まれないための行動
- 急な斜面の下や、沢の中を通る時間を短くする
- 危険な斜面は、一人ずつ間隔をあけて通過する
- 大雪の直後は、雪山に入らないか、危険の少ないコースにする
- 雪崩の情報(地域の雪崩情報など)を確かめる
装備と講習
雪崩に巻き込まれた人を探すには、雪崩ビーコン、プローブ(探り棒)、ショベルの3点セットが欠かせません。全員が持ち、使い方を講習で練習しておく必要があります(雪崩対策の装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とは?)。
春の残雪期は、日中の気温上昇で雪がゆるみ、全層雪崩や落石が起きやすくなります。暖かい日の午後は、急な雪の斜面を避けましょう(残雪期(春)の山はどんな危険がある?)。