Q.119安全・遭難対策

山で夜を明かすことになったら?ビバークの方法は?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

ビバークは、予定外に山の中で夜を明かすことです。日没で道が見えない、道に迷って現在地がわからない、ケガで動けないときは、暗い中を無理に歩くより、安全な場所で朝を待つほうが安全な場合があります。大切なのは、風を避け、地面からの冷えを断ち、乾いた服とシートで体温を守ることです。

ビバークを決めるタイミング

  • 日没が近く、明るいうちに安全な場所へ着けない
  • 道がわからず、暗い中で動くと危険
  • ケガや疲労で、歩くのが危ない
  • 天気が荒れ、動くとかえって危険

暗くなりきる前に判断すると、場所選びや準備に余裕ができます。

ビバークの手順 1 連絡 電波があれば家族か警察へ 2 場所 風を避けた平らな所 3 断熱 ザックやマットの上に座る 4 保温 乾いた服・シート・ツェルト 5 待つ 行動食と水を少しずつ
ビバークの手順

場所の選び方

  • 風の当たらない、大きな木や岩の陰
  • 落石や雪崩の危険がない所
  • 沢のそば(増水のおそれ)やがけの縁を避ける
  • 平らで、寝転んでも滑り落ちない所

体温を守る工夫

  1. 濡れた服は、乾いた服に着替える(着替えがなければ雨具を重ねる)
  2. ザック、マット、枝などを敷いて、地面からの冷えを防ぐ
  3. エマージェンシーシートやツェルトで体を包む(エマージェンシーシートやツェルトは必要?)
  4. 帽子、手袋、首回りを覆う
  5. 仲間と身を寄せ合う

待つ間の過ごし方

  • 行動食と水を少しずつとり、体の熱をつくる
  • スマホは電池を節約し、決めた時間だけ電源を入れる
  • 朝になって明るくなってから、現在地を確かめて動く

日帰りの装備にも、エマージェンシーシート、ヘッドランプ、防寒着、予備の行動食を入れておくことが、もしものビバークで命を守ります(日帰り登山の持ち物チェックリストは?)。

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