Q.110山の天気・気象

冬型の気圧配置や南岸低気圧は山にどう影響する?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

冬の冬型の気圧配置(西高東低)では、北西の季節風が日本海から湿った空気を運び、日本海側の山では大雪と強風、太平洋側では晴れて乾燥しやすくなります。一方、南岸低気圧が本州の南を通ると、ふだん雪の少ない関東などの太平洋側の山にも雪が降ることがあります。冬の登山では、この2つのパターンを知っておくと計画を立てやすくなります。

冬の2つの代表的なパターン

冬型と南岸低気圧 冬型(西高東低) 日本海側の山は大雪・強風 太平洋側は晴れて乾燥 等圧線が縦に混む 南岸低気圧 太平洋側の山に雪 関東の低山も雪に 通過後は冬型になりやすい
冬型と南岸低気圧

冬型が強いとき

  • 等圧線が縦じまのように混み合うほど、季節風が強い
  • 日本海側の山や、北アルプスの北部などは大雪や暴風雪になる
  • 太平洋側の山も、稜線は強い北西の風が吹く

南岸低気圧のとき

冬の登山計画の考え方

冬型が強まる予報のときは、日本海側の山を避け、太平洋側の晴れやすい山を選ぶのが一般的です。ただし、雪山の登山は専門の装備と技術が必要です(雪山登山を始めたい。何から始めればいい?)。

冬型が一時的にゆるむと晴れることがありますが、次の寒気が来ると急に荒れます。晴れ間だけを見て行動を延ばさないようにしましょう。

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