Q.209季節の登山・雪山

雪崩対策の装備(ビーコン・プローブ・ショベル)とは?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

雪崩の危険がある雪山では、雪崩ビーコン(電波を出して埋まった人の位置を探す機器)、プローブ(雪に刺して埋まった人を探す長い棒)、ショベル(雪を掘る道具)の3点セットが必要です。雪崩に埋まった仲間を救えるのは、その場にいる仲間であることが多く、グループ全員が3点を持ち、使い方を講習で練習しておくことが欠かせません。

3点セットの役割

雪崩対策の3点セット ビーコン 電波で埋まった人の位置を探す プローブ 雪に刺して位置と深さを確かめる ショベル すばやく雪を掘り出す
雪崩対策の3点セット

捜索の流れ

雪崩に埋まった人を探す流れ 1 安全確認 次の雪崩の危険を確かめる 2 ビーコン 送信から受信に切り替えて探す 3 プローブ 位置を絞り込み刺して確かめる 4 ショベル 協力して掘り出す 5 手当 救助を呼び、体温を守る
雪崩に埋まった人を探す流れ

全員が持つ理由

  • 自分が埋まったとき、仲間に探してもらうため(ビーコンの送信)
  • 仲間が埋まったとき、自分が探すため(受信・掘り出し)
  • 1人でも持っていないと、その人は見つけてもらえない

使うときの注意

  • 出発前に、全員のビーコンが送信になっているか確かめる(ビーコンチェック)
  • 電池の残量を確かめる
  • スマホなどの電子機器を、ビーコンの近くに入れない(電波に影響することがある)

講習で練習する

雪崩の捜索は、時間との勝負です。いざというときに素早く動けるよう、雪崩講習で何度も練習しておきましょう(安全登山の講習会や勉強の方法は?)。そもそも雪崩の危険が高い日や斜面に近づかないことが、最も大切な対策です(雪崩はどんなときに起きる?巻き込まれないためには?)。

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