Q.118安全・遭難対策

ヘリコプターで救助されたら費用はかかる?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

警察や消防などの公的なヘリコプターによる救助は、原則として費用を求められないことが多いですが、例外もあります。たとえば埼玉県では、県が指定した山岳地域で防災ヘリが救助した場合、飛行時間5分ごとに8,000円の手数料を条例で定めています(2024年4月1日から。それまでは5分ごとに5,000円)。また、民間のヘリや、山岳救助隊など民間の捜索に協力を頼んだ場合は、その費用を請求されることがあります。

救助にかかわる組織と費用の考え方

救助する組織費用の考え方
警察のヘリ・山岳救助隊原則として費用を求められないことが多い
消防・防災ヘリ多くは費用を求められないが、埼玉県のように手数料を定めた例がある
民間のヘリ運航の費用を請求されることがある
民間の捜索(地元の救助隊など)人数や日数に応じて費用を請求されることがある
埼玉県の防災ヘリの手数料の例 1 対象 県が指定した山岳地域での救助 2 手数料 飛行5分ごとに8,000円 3 開始 平成30年1月1日に施行 4 改定 令和6年4月1日に5,000円から8,000円へ
埼玉県の防災ヘリの手数料の例

費用が大きくなる場合

  • 捜索が何日も続いた
  • 天気が悪く、民間ヘリや多くの人手が必要になった
  • 発見までに時間がかかった

捜索が長引くほど、家族の負担は大きくなります。登山届を出し、発信機や通信手段を持ち、早く見つけてもらえる準備をしておくことが、費用の面でも大切です(捜索用の発信機(ビーコン)は持つべき?)。

備えとしての山岳保険

捜索・救助費用を補償する山岳保険に入っておくと、もしものときの家族の負担を減らせます(山岳保険には入るべき?どんな種類がある?)。

救助の費用の扱いは、都道府県や状況によって違い、変わることもあります。行く山の都道府県の情報を確認してください。

出典・参考:埼玉県「防災ヘリコプターの救助活動に係る手数料」(2026年11月時点で確認)

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