トイレのない山域や、トイレまで何時間もかかる区間を歩くときは、携帯トイレを持っていくと安心です。山では排泄物が自然に分解されにくく、水場の汚染やにおいの原因になります。一部の山では、携帯トイレの使用が呼びかけられ、専用のブース(個室)が設けられている所もあります。
携帯トイレの使い方
準備しておく物
- 携帯トイレ(凝固剤つきの袋)を1〜2回分
- におい漏れを防ぐ厚手の袋
- トイレットペーパー、ウェットティッシュ
- 女性は目隠しになるポンチョやレインウェアが便利
使ったあとの捨て方
使用後の携帯トイレは、家まで持ち帰り、住んでいる自治体のルールに従って捨てるのが基本です。登山口に回収ボックスがある山もあります。山中に捨てたり、山小屋のゴミ箱に入れたりしないようにしましょう。
トイレのない山で困らないために
- 登山口で必ずトイレを済ませる
- 地図でトイレのある場所を確かめる
- 水分を控えすぎない(脱水のほうが危険)
山小屋のトイレは、くみ取りや運搬に多くの費用と手間がかかっています。利用するときは、トイレの協力金(チップ)を払いましょう(山小屋のトイレはどんな感じ?チップは必要?)。
携帯トイレを使う前に練習しておく
初めての携帯トイレは、使い方がわからず戸惑うことがあります。家で一度、袋の広げ方や口の閉じ方を確かめておくと、山で落ち着いて使えます。
持ち帰るときの工夫
- においの漏れない防臭袋に入れる
- ザックの外側のポケットや、専用の袋に入れて運ぶ
- 下山後は、自治体のルールに従って捨てる