Q.042ザック・道具・装備

登山にストック(トレッキングポール)は必要?使い方は?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

必須ではありませんが、長い下りで膝の負担を減らしたい人、バランスに不安がある人には、とても役立ちます。長さは、平地で持ったときに肘がほぼ直角になる長さが基本で、登りは少し短く、下りは少し長く調整します。岩場や鎖場では手を使うため、ストックはしまうのが原則です。

ストックが役立つ場面

  • 長い下りで、膝や太ももの負担を減らす
  • 濡れた道やぬかるみで、バランスを保つ
  • 沢を渡るとき、足場を探りながら体を支える
  • 重い荷物のテント泊で、体の揺れを抑える

1本と2本の違い

本数向いている場面特徴
1本日帰りの低山、手を空けたい場面すぐしまえる。片手が空く
2本長い下り、テント泊、膝に不安がある左右のバランスがよく、負担を分散
ストックの長さの合わせ方 1 平地 肘がほぼ直角の長さ 2 登り 5〜10cmほど短く 3 下り 5〜10cmほど長く 4 トラバース 谷側を長く、山側を短く
ストックの長さの合わせ方

正しい使い方

  1. ストラップに手を下から通し、ストラップごとグリップを握る
  2. 登りは、体より少し前に軽くつく
  3. 下りは、足より先について体を支え、膝を曲げてゆっくり下りる
  4. ついた先が滑らないか確かめてから体重をかける

使わないほうがよい場面とマナー

  • 岩場、鎖場、はしご(手が使えず危険)
  • 混雑した道(後ろの人に当たる)
  • 植生保護のための木道(先端にキャップをつける)
  • すれ違いのときは、先端を下に向けて体の横で持つ

ストックに頼りすぎると、足の踏ん張る力が弱くなることもあります。体力づくりと合わせて、下りの歩き方そのものも身につけましょう(下りで膝が痛くならない歩き方は?転ばないコツは?)。

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