Q.046ザック・道具・装備

登山にコンパスは必要?どう使う?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

スマホの地図アプリがあっても、電池切れや故障に備えて持っておくと安心です。コンパスがあれば、地図の向きを実際の方角に合わせる(整置)ことができ、分岐での方向の確認や、霧で見通しが悪いときの進む方向の判断に役立ちます。使い方は、近所の公園などで何度か練習しておきましょう。

登山用コンパスの選び方

  • 透明な板(プレート)つきで、地図に当てて使えるもの
  • 回転する目盛り(リング)がついているもの
  • 偏角の目盛り調整ができると便利

基本の使い方1:地図を整置する

地図の整置のしかた 1 地図を平らに持つ 体の前で水平に 2 コンパスを置く 地図の北の線と平行に 3 地図を回す 磁針の北と地図の北をそろえる 4 偏角を考える 磁北は真北から西へずれる
地図の整置のしかた

地図の向きが実際の方角と合うと、「右に見える尾根が地図のこの尾根」というように、景色と地図を見比べられます。

基本の使い方2:進む方向を決める

  1. 地図上で現在地と目的地をコンパスの板の長辺で結ぶ
  2. リングを回して、リングの北の線を地図の北に合わせる
  3. 地図からコンパスを離し、体を回して磁針の北をリングの北に合わせる
  4. 板の矢印の方向が、進む方向です

偏角とは

コンパスの針が指す「磁北」は、地図の上の「真北」とずれています。日本ではおおむね西へ数度〜10度程度ずれ、場所によって違います。国土地理院の地形図には、その地域の偏角が書かれています。短い距離なら大きな問題になりにくいですが、霧の中で長い距離を進むときは偏角を考えます。

コンパスはスマホやスピーカーなど磁石を含む物の近くでは狂います。使うときは、スマホから少し離して持ちましょう。

出典・参考:国土地理院「地理院地図」(2026年11月時点で確認)

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