Q.048ザック・道具・装備

エマージェンシーシートやツェルトは必要?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

どちらも、予定外に山の中で夜を明かす(ビバーク)ときや、ケガをして動けないときに体温を守るための装備です。エマージェンシーシートは軽くて小さく、日帰りでも必ず持ちたい物です。ツェルトは風雨をしのげる簡易テントで、長いコースや縦走、冬山では持つ人が多い装備です。

2つの違い

装備役割重さ・大きさの目安
エマージェンシーシート体を包んで保温。風を防ぐ手のひらサイズで軽い
ツェルト風雨をしのぐ簡易テント。中で座って休める数百グラム程度
エマージェンシーシートとツェルト エマージェンシーシート とても軽く小さい 体に巻いて保温 使い捨てのものが多い ツェルト 風雨を防いで空間を作れる 仲間と一緒に入れる 設営に練習が必要
エマージェンシーシートとツェルト

日帰りでも持つ理由

日帰りの予定でも、道迷いやケガで下山できなくなることがあります。山の夜は夏でも冷え込み、雨や風があると体温が急に奪われ、低体温症の危険があります(低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?)。小さなシート1枚が、命を守ることがあります。

使い方のコツ

  • 風の当たらない場所を探し、地面からの冷えを防ぐためザックやマットの上に座る
  • シートで体を包み、頭や首も覆う
  • ツェルトはかぶるだけでも使える(張らなくても風雨を防げる)
  • 仲間と身を寄せ合うと保温効果が上がる

練習しておく

ツェルトは、木やストックを使って張る方法がいくつかあります。いざというときに慌てないよう、近くの公園やキャンプ場で一度張ってみましょう。

エマージェンシーシートは折り目が固く、山で広げるのに意外と手間取ります。一度家で開いてみて、使える状態か確かめておくと安心です。

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