鎖場では、鎖は補助として使い、足でしっかり岩に立つのが基本です。鎖に体重をすべてかけて腕で登ると、すぐに腕が疲れ、足が滑ったときに体が振られます。鎖の一区間(支点と支点のあいだ)には一人ずつ入り、前の人が通過してから進みます。はしごは、体をはしごに近づけ、三点支持で一段ずつ上り下りします。
鎖場の通過のしかた
なぜ一区間一人なのか
鎖は支点と支点のあいだでつながっているため、二人以上が同じ区間をつかむと、一人の動きでもう一人が揺さぶられます。前の人が落ちたときに巻き込まれる危険もあります。
はしごの上り下り
- 両手で横木(またはしごの縦の棒)を持ち、体をはしごに近づける
- 足は横木の真ん中に、土踏まずのあたりでのせる
- 下りは、はしごに向き合って後ろ向きに下りる
- 濡れているときは特に慎重に
混雑時の注意
- 鎖場の手前で順番を待つときは、落石の当たらない場所で
- 後ろから急かされても、自分のペースを守る
- 上から人が下りてくるときは、安全な場所で待つ
ヘルメット
岩場や鎖場が続く山では、ヘルメットの着用が推奨されている所があります。落石や転倒から頭を守るために、着用を考えましょう。
鎖場のある山は、山のグレーディングで技術的難易度「C」以上とされることが多い山です。はじめて鎖場に行くときは、短い鎖場のある山で経験者と一緒に練習しましょう(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)。