Q.082歩き方・登山技術

鎖場やはしごはどう通過する?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

鎖場では、鎖は補助として使い、足でしっかり岩に立つのが基本です。鎖に体重をすべてかけて腕で登ると、すぐに腕が疲れ、足が滑ったときに体が振られます。鎖の一区間(支点と支点のあいだ)には一人ずつ入り、前の人が通過してから進みます。はしごは、体をはしごに近づけ、三点支持で一段ずつ上り下りします。

鎖場の通過のしかた

鎖場の通過 1 確認 前の人が区間を抜けたか 2 足で立つ 岩の足場を探す 3 鎖は補助 バランスをとるために握る 4 一区間一人 支点ごとに交代 5 声をかける 「行きます」「どうぞ」
鎖場の通過

なぜ一区間一人なのか

鎖は支点と支点のあいだでつながっているため、二人以上が同じ区間をつかむと、一人の動きでもう一人が揺さぶられます。前の人が落ちたときに巻き込まれる危険もあります。

はしごの上り下り

  • 両手で横木(またはしごの縦の棒)を持ち、体をはしごに近づける
  • 足は横木の真ん中に、土踏まずのあたりでのせる
  • 下りは、はしごに向き合って後ろ向きに下りる
  • 濡れているときは特に慎重に

混雑時の注意

  • 鎖場の手前で順番を待つときは、落石の当たらない場所で
  • 後ろから急かされても、自分のペースを守る
  • 上から人が下りてくるときは、安全な場所で待つ

ヘルメット

岩場や鎖場が続く山では、ヘルメットの着用が推奨されている所があります。落石や転倒から頭を守るために、着用を考えましょう。

鎖場のある山は、山のグレーディングで技術的難易度「C」以上とされることが多い山です。はじめて鎖場に行くときは、短い鎖場のある山で経験者と一緒に練習しましょう(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)。

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