Q.088歩き方・登山技術

登山で息が上がって苦しいときは?呼吸のコツは?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

息が上がるのは、体が必要とする酸素に、呼吸が追いつかないペースで歩いているサインです。まず歩幅を小さくしてペースを落とし、息をしっかり吐くことを意識しましょう。吐ききると自然に深く吸えます。それでも苦しいときは、立ち止まって呼吸を整えます。胸の痛みや強い息苦しさがあるときは、無理をせず休んで下山を考えます。

息が上がる原因

  • 歩き始めにペースが速すぎる
  • 歩幅が大きく、一歩ごとの負担が大きい
  • 急な登りが続く
  • 標高が高く、空気が薄い(高所)
  • 体力に対して荷物が重い
息が上がったときの対処 1 歩幅を半分に ペースを落とす 2 吐く 口からゆっくり長く吐く 3 立ち休み 数十秒止まって整える 4 補給 水と行動食をとる
息が上がったときの対処

呼吸のコツ

  • 「吸う」より「吐く」を意識する
  • 歩みと呼吸のリズムを合わせる(たとえば2歩で吸い、2歩で吐く)
  • 口と鼻の両方で呼吸してかまわない
  • 肩の力を抜き、上半身をリラックスさせる

高い山での呼吸

標高が高い所では空気が薄く、低い山と同じペースでは息が上がりやすくなります。いつもよりゆっくり歩き、深い呼吸を意識しましょう。頭痛や吐き気がある場合は、高山病の可能性もあります(高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?)。

注意したい症状

次のような症状があるときは、ただの息切れではないかもしれません。

  • 胸の痛みや締めつけ
  • 休んでも息苦しさがおさまらない
  • 動悸、冷や汗、めまい

持病がある人は特に注意し、すぐに休んで、必要なら救助を求めます(高血圧や心臓が心配な人は登山しても大丈夫?)。

登りで息が上がりやすい人は、ふだんから坂道や階段を歩くトレーニングをすると、心肺の力がつき、同じ山でも楽に登れるようになります(登山のための体力づくり・トレーニングは何をすればいい?)。

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