Q.253名山・山域ガイド

北アルプスで初心者が登れる山は?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

北アルプス(飛騨山脈)は、奥穂高岳(3,190m)や槍ヶ岳(3,180m)など、3,000m級の山が連なる日本を代表する山域です。初めての人には、ロープウェイやバスで標高を稼げる立山(室堂から)や唐松岳(八方尾根)、山小屋が整った燕岳や蝶ヶ岳などが挑戦しやすいとされています。一方、剱岳や大キレット、ジャンダルムなどは、上級者向けの岩場です。県が公表している山のグレーディングで、難易度を確かめてから選びましょう。

東鎌尾根から見た槍ヶ岳。とがった山頂と、稜線上の山小屋が見える
東鎌尾根から見た夏の槍ヶ岳 写真:Alpsdake(Public domain)

初めての北アルプスに向く山の例

山標高特徴
立山(大汝山)3,015m室堂(約2,450m)までバスで入れる(立山はどうやって登る?)
唐松岳2,696m八方尾根のゴンドラとリフトを使う
燕岳2,763m白い花崗岩の山。山小屋が人気
蝶ヶ岳2,677m槍・穂高連峰の展望
西穂高岳(独標まで)独標は約2,700mロープウェイで上がる。独標から先は岩場で上級者向け

北アルプスの難易度の目安

標高の比較 富士山 3,776m 奥穂高岳 3,190m 槍ヶ岳 3,180m 立山 3,015m 剱岳 2,999m 燕岳 2,763m 唐松岳 2,696m
標高の比較

北アルプスの準備

北アルプスでは、毎年多くの遭難が起きています。難しい岩場のあるコースは、経験を積んでから、あるいはガイドと一緒に挑戦しましょう(山岳ガイドに頼むにはどうすればいい?)。

初心者からのステップ

  1. 立山や唐松岳など、標高を稼げる山で3,000m級の空気に慣れる
  2. 燕岳や蝶ヶ岳など、山小屋泊の縦走を経験する
  3. 槍ヶ岳や穂高岳など、岩場のある山に挑戦する(初めてのアルプス登山に必要な準備は?)

長野県などは、山の難易度を体力度と技術的難易度で示す「山のグレーディング」を公表しています。自分に合う山を選ぶ参考になります(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)。

出典・参考:長野県「信州 山のグレーディング」解説資料、国土地理院「日本の主な山岳標高」(2026年11月時点で確認)

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