北アルプス(飛騨山脈)は、奥穂高岳(3,190m)や槍ヶ岳(3,180m)など、3,000m級の山が連なる日本を代表する山域です。初めての人には、ロープウェイやバスで標高を稼げる立山(室堂から)や唐松岳(八方尾根)、山小屋が整った燕岳や蝶ヶ岳などが挑戦しやすいとされています。一方、剱岳や大キレット、ジャンダルムなどは、上級者向けの岩場です。県が公表している山のグレーディングで、難易度を確かめてから選びましょう。

初めての北アルプスに向く山の例
| 山 | 標高 | 特徴 |
|---|---|---|
| 立山(大汝山) | 3,015m | 室堂(約2,450m)までバスで入れる(立山はどうやって登る?) |
| 唐松岳 | 2,696m | 八方尾根のゴンドラとリフトを使う |
| 燕岳 | 2,763m | 白い花崗岩の山。山小屋が人気 |
| 蝶ヶ岳 | 2,677m | 槍・穂高連峰の展望 |
| 西穂高岳(独標まで) | 独標は約2,700m | ロープウェイで上がる。独標から先は岩場で上級者向け |
北アルプスの難易度の目安
北アルプスの準備
- 山小屋泊の計画(1泊2日以上が多い)(山小屋とは?はじめて泊まる人が知っておきたいことは?)
- 防寒着と上下の雨具(夏でも寒い稜線)(低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?)
- 高山病への備え(高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?)
- 長野県・岐阜県・富山県などの登山計画書の提出(登山届はどこに出す?提出は義務?)
- 落石の多いコースではヘルメット(落石を防ぐには?落ちてきたらどうする?)
北アルプスでは、毎年多くの遭難が起きています。難しい岩場のあるコースは、経験を積んでから、あるいはガイドと一緒に挑戦しましょう(山岳ガイドに頼むにはどうすればいい?)。
初心者からのステップ
- 立山や唐松岳など、標高を稼げる山で3,000m級の空気に慣れる
- 燕岳や蝶ヶ岳など、山小屋泊の縦走を経験する
- 槍ヶ岳や穂高岳など、岩場のある山に挑戦する(初めてのアルプス登山に必要な準備は?)
長野県などは、山の難易度を体力度と技術的難易度で示す「山のグレーディング」を公表しています。自分に合う山を選ぶ参考になります(山のグレーディング(体力度・技術的難易度)とは?)。
出典・参考:長野県「信州 山のグレーディング」解説資料、国土地理院「日本の主な山岳標高」(2026年11月時点で確認)