天気が崩れ始めたら、まず雨具と防寒着を着て体を守り、地図で現在地と、近くの山小屋・エスケープルート・来た道までの時間を確かめます。そのうえで、最も早く安全な場所に着ける道を選びます。雷鳴が聞こえたら稜線から離れる、霧で道がわからなければ動かない、強風で歩けなければ樹林帯へ下りる、が基本です。
天気別の最初の行動
| 天気 | 最初にやること |
|---|---|
| 雨 | 雨具を着る。荷物を防水。滑りやすさに注意 |
| 雷 | 稜線・山頂から離れ、建物か保護範囲へ(山で雷にあったらどうする?どこに逃げればいい?) |
| 霧 | 止まって現在地を確認。目印が見えてから進む(霧(ガス)で前が見えないときはどうする?) |
| 強風 | 姿勢を低く。稜線を避け樹林帯へ(強風の日の登山は危険?何メートルの風で中止する?) |
進むか、戻るか
- 山小屋が近ければ、小屋に入って天気の回復を待つ
- 稜線の先が長い場合は、来た道を引き返す
- エスケープルートがあれば使う(エスケープルートとは?どう計画に入れる?)
- どこにも動けないときは、風の当たらない場所でビバーク(山で夜を明かすことになったら?ビバークの方法は?)
体を冷やさない
- 濡れる前に雨具を着る(濡れてからでは遅い)
- 休憩は短く、こまめに行動食をとる
- 手袋や帽子で、首・手・頭を守る
- 仲間の様子(震え、口数の減少)に気を配る(低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?)
天気の急変で一番危ないのは、「あと少しだから」と稜線を進み続けることです。崩れ始めの早い段階で決断するほど、選べる道は多く残っています。