雷鳴が聞こえたら、すぐに山頂や尾根から離れ、山小屋など安全な建物に避難します。気象庁は、山頂や尾根などの高い所は特に落雷を受けやすいとして、雷鳴が聞こえるなど雷雲が近づいているときは速やかに安全な場所へ移るよう呼びかけています。近くに建物がないときは、高い木の幹・枝・葉から最低2m以上離れ、姿勢を低くして雷の活動がおさまるのを待ちます。
雷が近づいているサイン
- 雷鳴が聞こえる(遠くでも、雷の届く範囲にいる可能性がある)
- 空が急に暗くなり、黒い雲がわいてくる
- 冷たい風が吹きだす
- 大粒の雨やあられが降りだす
安全な場所・危険な場所
建物がないときの「保護範囲」
気象庁は、近くに安全な空間がないときは、電柱や建物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れた所(保護範囲)に退避するよう示しています。高い木の近くは危険で、幹・枝・葉から最低2m以上離れます。
気をつけたいこと
- ストックやピッケルなどを体より高く突き出さない
- 保護範囲の中でも、落雷地点の近くでは地面を伝う電流でしびれややけどが起きることがある
- 雷の活動が止んでから20分以上たってから、安全な場所へ移動する
雷にあわないための計画
夏の山では、午後に積乱雲が発達して雷雨になりやすいため、早出早着で、午後早めには稜線を離れる計画が基本です。雷注意報が出ているときは、稜線歩きの長いコースを避けましょう(登山は何時に出発するもの?早出が基本といわれる理由)。
出典・参考:気象庁「雷から身を守るには」、気象庁「雷ナウキャストの見方」(2026年11月時点で確認)