大雨のあとは、沢が増水して渡れなくなったり、急に水かさが増す鉄砲水が起きたり、登山道が崩れていたりします。沢沿いの道や渡渉のあるコースは、大雨のあと少なくとも水が引くまでは避けるのが安全です。自分のいる場所が晴れていても、上流の山で降った雨で急に増水することがあります。
増水のサイン
沢沿いで雨が降りだしたら
- 渡渉がある場合は、水が増える前に早めに渡りきる
- 渡れないほど増えたら、無理に渡らず高い場所へ移動して待つ
- 沢から離れた、増水しても水が来ない高い所で休む
- 家族に連絡し、下山が遅れる可能性を伝える
大雨のあとの登山道
- ぬかるみで滑りやすい
- 落石や小さな崩落が起きやすい
- 倒木で道がふさがれていることがある
- 登山口までの林道が通行止めになっていることもある(登山道の通行止め・崩落情報はどう調べる?)
どれくらい待てばいい?
増水が引くまでの時間は、雨の量や沢の大きさで大きく違います。数時間で引くこともあれば、数日続くこともあります。大雨のあとに沢沿いのコースを予定しているときは、山小屋や自治体の情報を確かめ、別のコースを選ぶ準備もしておきましょう。
河原や中州でのテント泊や休憩は、増水時に逃げ場がなくなり大変危険です。沢の近くで泊まるときは、水面から十分高い場所を選びましょう。