台風が近づいているときは、登山を中止するのが基本です。台風は、本体が来る前から湿った空気が流れ込んで雨が強まることがあり、進路が予想より早まったり、それたりもします。通過したあとも、強い吹き返しの風、沢の増水、登山道や林道の崩落が残るため、すぐに山に入るのは避けましょう。
台風の影響が出る時期
判断のポイント
- 気象庁の台風の進路予想(予報円)を確かめる
- 予報円が大きいときは、進路が大きくずれる可能性がある
- 山小屋泊の予定なら、山小屋の判断も確認する(営業を休むこともある)
- 交通機関の運休にも注意(帰れなくなる)
台風が通過したあとの注意
- 登山道の崩落、倒木、橋の流失
- 沢の増水がしばらく続く(大雨のあと、沢沿いの道や渡渉は大丈夫?)
- 登山口までの林道の通行止め(登山道の通行止め・崩落情報はどう調べる?)
- 低気圧の後ろ側で、強い北西の風が吹くことがある(低気圧や前線が通過したあとは晴れて安全?)
山にいるときに台風が近づいたら
予定より早く下山するか、山小屋の判断に従い、小屋にとどまります。テント泊の場合は、テントが飛ばされる危険があるため、早めに山小屋に移るか下山を考えます。
台風の季節(夏〜秋)に休みを取って計画するときは、予備日を設けるか、天気によって行き先を変えられる柔軟な計画にしておくと安心です。