Q.113山の天気・気象

晴れた朝はなぜ冷える?放射冷却とは?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

放射冷却は、よく晴れて風が弱い夜に、地面や地表付近の熱が空へ逃げて、朝にかけて大きく冷え込む現象です。山では、平地以上に冷え込みが強く、秋には霜が降りたり、登山道や木道が凍ったりします。テント泊や早朝の出発では、予想よりかなり寒くなることを前提に準備しましょう。

放射冷却が起きやすい条件

放射冷却が強まる条件 天気 よく晴れている 雲がない 風 風が弱い 夜から朝にかけて静か 季節 秋〜春 空気が乾燥している
放射冷却が強まる条件

山で起きること

  • 朝の気温が大きく下がり、霜が降りる
  • 木道や岩が凍って滑りやすくなる
  • テントの内側が結露し、寝袋が湿る
  • 谷あいや窪地には冷たい空気がたまり、特に冷える

寒さ対策

放射冷却の朝の楽しみ

放射冷却で冷え込んだ朝は、雲海が見られることもあります(雲海が見えるのはどんなとき?)。空気が澄んで、遠くの山がくっきり見えることも多く、早起きの価値がある朝です。

テント場を選ぶときは、窪地や谷底より、少し高く平らな場所のほうが冷え込みがやわらぐことがあります(テント場ではどこに張ればいい?設営のマナーは?)。

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