山の天気は、同じ地域の平地より、風が強く、気温が低く、雲や雨が出やすいのが特徴です。登山前は、平地の天気予報に加えて、①降水の可能性、②風の強さ、③気温(標高による低下)、④雷の可能性、⑤霧や視界の5つを確かめましょう。気象庁の天気図で、低気圧や前線の動きを見ておくと、天気が崩れるタイミングを予想しやすくなります。
平地の予報と山の天気の違い
| 項目 | 山で起きやすいこと |
|---|---|
| 気温 | 標高が100m上がるとおよそ0.6℃下がるといわれる |
| 風 | 稜線や山頂は平地よりずっと強いことが多い |
| 雲・雨 | 山の斜面で空気が持ち上げられ、雲ができやすい |
| 雷 | 夏の午後に積乱雲が発達しやすい |
| 視界 | 霧(雲の中)で道が見えなくなる |
予報の見方のコツ
- 予報は「いつから」崩れるかを見る(午前は晴れ、午後から雨、など)
- 前日と当日の朝の予報が変わっていないか確かめる
- 雷注意報が出ていたら、特に午後の行動に注意する
- 山の天気予報(山岳向けの予報サービス)は、山頂付近の風や気温の目安を知るのに便利
予報が外れたときの備え
山の天気は、予報どおりにならないこともよくあります。晴れの予報でも、雨具と防寒着は必ず持ち、天気が崩れ始めたら早めに引き返す判断をしましょう(山で天気が急に悪くなったらどうする?)。
出発前に「降水確率が○%以上、または風速が○m以上の予報なら中止」と自分の基準を決めておくと、迷わずに判断できます(天気が悪そうなとき、登山の中止はどう判断する?)。
出典・参考:気象庁「天気図」(2026年11月時点で確認)