富士山(標高3,776m)は日本一高い山で、登山道が開くのは例年7月上旬から9月上旬の夏山シーズンだけです。登山ルートは吉田・富士宮・御殿場・須走の4つで、初めてなら山小屋に1泊する1泊2日の計画がおすすめです。標高が高いため、高山病と山頂の寒さ(夏でも氷点下近くになることがある)への備えが欠かせません。2025年からは山梨県・静岡県ともに入山料4,000円が必要で、登山前の手続きも決められています。

4つのルートの特徴
| ルート | 登山口のある県 | 特徴 |
|---|---|---|
| 吉田ルート | 山梨県 | 山小屋が多く、初めての人に人気。最も混雑する |
| 富士宮ルート | 静岡県 | 登山口の標高が高く、山頂まで最短距離 |
| 須走ルート | 静岡県 | 樹林帯を歩く区間があり、下りは砂走り |
| 御殿場ルート | 静岡県 | 登山口の標高が低く、距離が長い。山小屋が少ない |
1泊2日の計画の例
山小屋に泊まらずに夜通し登る「弾丸登山」は、高山病や低体温症の危険が高く、山梨県・静岡県ともに控えるよう求めています。2026年も、夜間(14時〜翌3時)の入山は山小屋に泊まる人に限るなどの決まりがあります(富士山の登山規制・入山料はどうなっている?)。
富士山の準備
- 防寒着(山頂は夏でも冷え込む。フリースや薄手のダウン)
- 上下の雨具(強い風と雨)(登山の雨具はどう選ぶ?ポンチョや傘ではダメ?)
- 登山靴(砂礫の道。足首を守るもの)(登山靴はどう選ぶ?ローカット・ミドル・ハイカットの違いは?)
- ヘッドランプ(ご来光に向けた早朝の登り)(ヘッドランプはどんなものを選べばいい?日帰りにも必要?)
- 水と行動食、小銭(トイレの利用料)(山でトイレに行きたくなったらどうする?)
高山病への備え
富士山は、多くの人が初めて経験する3,000m級の高さです。五合目で1時間ほど体を慣らし、ゆっくり登り、水分をとることで、高山病の予防につながります。頭痛や吐き気が強くなったら、無理をせず下山しましょう(高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?)。
富士山の天気は、平地とは大きく違います。山頂の天気予報と風の強さを確かめ、悪天候なら日程を変える判断も大切です(山の天気予報はどう見ればいい?平地の予報と何が違う?)。
出典・参考:鉄道チャンネル「富士山の登山規制ルール完全ガイド」(2026年5月18日)、静岡県「富士登山のルール(入山料・事前学習・時間規制)」、国土地理院「日本の主な山岳標高」(2026年11月時点で確認)