Q.248名山・山域ガイド

富士山に登るにはどうすればいい?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

富士山(標高3,776m)は日本一高い山で、登山道が開くのは例年7月上旬から9月上旬の夏山シーズンだけです。登山ルートは吉田・富士宮・御殿場・須走の4つで、初めてなら山小屋に1泊する1泊2日の計画がおすすめです。標高が高いため、高山病と山頂の寒さ(夏でも氷点下近くになることがある)への備えが欠かせません。2025年からは山梨県・静岡県ともに入山料4,000円が必要で、登山前の手続きも決められています。

河口湖の湖畔から見た、雪の残る富士山と満開の桜
河口湖から望む春の富士山 写真:Midori(CC BY 3.0)

4つのルートの特徴

ルート登山口のある県特徴
吉田ルート山梨県山小屋が多く、初めての人に人気。最も混雑する
富士宮ルート静岡県登山口の標高が高く、山頂まで最短距離
須走ルート静岡県樹林帯を歩く区間があり、下りは砂走り
御殿場ルート静岡県登山口の標高が低く、距離が長い。山小屋が少ない

1泊2日の計画の例

山小屋泊の計画の例 1 1日目の昼 五合目に着き、体を高さに慣らす 2 1日目の午後 七〜八合目の山小屋まで登る 3 1日目の夜 早めに寝る 4 2日目の早朝 山頂へ。ご来光を見る 5 2日目の午前 下山
山小屋泊の計画の例

山小屋に泊まらずに夜通し登る「弾丸登山」は、高山病や低体温症の危険が高く、山梨県・静岡県ともに控えるよう求めています。2026年も、夜間(14時〜翌3時)の入山は山小屋に泊まる人に限るなどの決まりがあります(富士山の登山規制・入山料はどうなっている?)。

富士山の準備

高山病への備え

富士山は、多くの人が初めて経験する3,000m級の高さです。五合目で1時間ほど体を慣らし、ゆっくり登り、水分をとることで、高山病の予防につながります。頭痛や吐き気が強くなったら、無理をせず下山しましょう(高山病はどれくらいの高さから?予防と対処は?)。

富士山の天気は、平地とは大きく違います。山頂の天気予報と風の強さを確かめ、悪天候なら日程を変える判断も大切です(山の天気予報はどう見ればいい?平地の予報と何が違う?)。

出典・参考:鉄道チャンネル「富士山の登山規制ルール完全ガイド」(2026年5月18日)、静岡県「富士登山のルール(入山料・事前学習・時間規制)」、国土地理院「日本の主な山岳標高」(2026年11月時点で確認)

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