Q.213マナー・ルール

国立公園で登山するときのルールは?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

日本の主な山の多くは国立公園・国定公園に指定されていて、自然公園法のもとで自然が守られています。特に特別保護地区や特別地域では、植物や動物の採取、石を持ち帰ること、指定場所以外でのキャンプやたき火などが規制されています。登山者は、登山道を外れない、ゴミを持ち帰る、動植物を採らないを守りましょう。細かいルールは公園ごとに違うため、環境省や各公園のページで確認します。

国立公園とは

国立公園は、日本を代表する優れた自然の風景地として、国(環境省)が指定し管理する公園です。土地の所有にかかわらず指定されていて、公園内は保護の度合いによって地区分けされています。

国立公園の地区のイメージ(保護の強い順) 1 特別保護地区 最も厳しく保護 2 第1種特別地域 特別保護地区に準じる 3 第2種・第3種特別地域 開発などに規制 4 普通地域 届出などで調整
国立公園の地区のイメージ(保護の強い順)

登山者に関わる主な決まり

内容主な考え方
植物の採取特別保護地区では原則として許可が必要。特別地域では指定された植物の採取が規制(山で花や石を持ち帰ってもいい?)
動物・石など特別保護地区では、動物の捕獲や石・土の採取なども規制
キャンプ指定されたキャンプ指定地(テント場)を使う(テント場ではどこに張ればいい?設営のマナーは?)
たき火特別保護地区などでは規制。山小屋やテント場の決まりに従う
ゴミ持ち帰りが基本(山で出たゴミはどうする?)

※具体的な規制内容は、公園や地区、場所ごとに違います。現地の掲示と環境省の公園ページで確認してください。

登山道を外れてはいけない理由

高山植物は、短い夏の間に少しずつ育つため、一度踏まれると回復までに長い年月がかかります。近道や写真のための立ち入りで植生が壊れると、雨水が流れて土が削られ、登山道そのものが崩れることもあります(高山植物を見るときのマナーは?)。

「少しだけなら」と登山道の外に踏み込むのはやめましょう。ロープや柵は植生を守るためのものです。

事前に確認したいこと

環境省の国立公園のページには、公園ごとの見どころや利用の注意が載っています。行く前に一度目を通すと、山の楽しみ方も広がります。

出典・参考:環境省「国立公園」(2026年11月時点で確認)

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