南アルプス(赤石山脈)は、日本で2番目に高い北岳(3,193m)をはじめ、3,000m級の山が連なる山域です。北アルプスに比べて、森が深く、山の姿が大きくどっしりしているのが特徴です。登山口が奥深く、バスなどで時間をかけて入る山が多いため、計画には余裕が必要です。初めての人には、北沢峠から登れる仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、広河原から登る北岳などが人気です。
南アルプスの主な山
| 山 | 標高 | 特徴 |
|---|---|---|
| 北岳 | 3,193m | 日本第2位。キタダケソウなどの花の山 |
| 間ノ岳 | 3,190m | 北岳と並ぶ高峰 |
| 悪沢岳(荒川東岳) | 3,141m | 南アルプス南部の高峰 |
| 赤石岳 | 3,121m | 赤石山脈の名前の由来とされる山 |
| 仙丈ヶ岳 | 3,033m | カールと呼ばれる氷河地形が美しい |
| 甲斐駒ヶ岳 | 2,967m | 白い花崗岩の鋭い山 |
南アルプスの特徴
登山口と交通
- 北沢峠:仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳の起点。マイカーは入れず、バスで入る
- 広河原:北岳の起点。マイカー規制があり、バスやタクシーで入る
- 南部の山:登山口までの林道が長く、山小屋の送迎などを使う山もある
※交通の方法は、年や季節によって変わります。自治体やバス会社の最新情報を確認してください。
南アルプスは、登山口や山小屋の間の距離が長く、エスケープルートが少ないコースもあります。天候の悪化に備えて、余裕のある日程を組みましょう(エスケープルートとは?どう計画に入れる?)。
南アルプスの自然を守る
南アルプスでは、シカが高山まで上がり、お花畑の植物を食べる被害が問題になっています。植生保護柵の扉は必ず閉めましょう(山でシカが増えると何が問題?)。ライチョウの保護の取り組みも行われています(ライチョウに会ったらどうする?)。
南アルプスは、2014年にユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録されました。豊かな自然と人の暮らしの両立が目指されています。
出典・参考:国土地理院「日本の主な山岳標高」(2026年11月時点で確認)