Q.060登山靴・ウェア

登山の雨具はどう選ぶ?ポンチョや傘ではダメ?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

登山の雨具は、上下に分かれたセパレート型で、雨を通さず汗の蒸気を逃がす「防水透湿素材」のものが基本です。雨具は雨よけだけでなく、風を防ぐ防風着、寒いときの防寒着にもなる、命を守る装備です。ポンチョや傘は風の強い山ではあおられ、体が濡れて冷えるため、雨具の代わりにはなりません。

なぜ防水透湿が必要か

ビニールのカッパは雨を通しませんが、汗の蒸気も逃がさないため、中が汗でびしょ濡れになります。防水透湿素材は、外からの雨は通さず、中の蒸気を外に逃がすため、濡れと冷えを防ぎます。

登山用の雨具とビニールのカッパ 登山用(防水透湿) 雨を防ぎ汗の蒸気を逃がす 風にも強い 破れにくい ビニールのカッパ 中が汗で濡れる 風であおられ破れやすい 寒くなる
登山用の雨具とビニールのカッパ

選ぶときのポイント

  • 上下セパレート(ズボンは靴を履いたまま脱ぎ着できる裾のファスナーつきが便利)
  • フードがヘルメットや帽子の上からかぶれて、顔の向きに合わせて動く
  • 中にフリースなどを着ても、腕を上げて窮屈でないサイズ
  • 脇の下のベンチレーション(換気のファスナー)があると蒸れにくい
  • 色は、遠くから見つけてもらいやすい明るい色がおすすめ

ポンチョや傘は使える?

  • 樹林帯の小雨や、風のない低い場所では、傘が便利な場面もある
  • 稜線や岩場では、傘やポンチョは風であおられ危険
  • 必ず、上下のレインウェアを持ったうえで補助として使う

雨具は「晴れの日も」持つ

山の天気は変わりやすく、晴れの予報でも午後に雷雨になることがあります。また、稜線の冷たい風を防ぐのにも雨具が役立ちます。雨具は天気に関係なく、いつもザックに入れておきましょう。

雨具の防水性能は、手入れをしないと落ちてきます。洗濯と撥水の回復の方法は雨具は洗濯していい?撥水を復活させる方法は?で紹介しています。

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