リーダーの仕事は、計画を立て、メンバーの体力と装備を確かめ、山では一番体力のない人に合わせたペースで全員を安全に下山させることです。進むか引き返すかの最終判断もリーダーの役目です。リーダーひとりに負担が集中しないよう、サブリーダー(最後尾を歩く人)を決めておくと安心です。
出発前の仕事
- メンバーの登山経験、体力、持病、苦手なこと(高所・岩場)を聞いておく
- 全員の装備(雨具・防寒着・ライト)を確認する
- 計画書を作り、メンバーと家族に共有する
- 引き返し時刻と、中止の基準を全員で決める
山での仕事
- ペースは一番遅い人に合わせ、休憩を早めにとる
- 分岐では全員がそろうまで待ち、方向を全員で確認する
- 顔色や口数の変化に気を配る(疲れや体調不良のサイン)
- 時間と天気を声に出して共有する
判断で大切なこと
「せっかく来たから」とメンバーが言っても、基準に達したら引き返すのがリーダーの責任です。迷ったら安全な方を選びます。メンバーの一人でも不安を訴えたら、その声を大事にします(引き返す判断の基準は?どこで決める?)。
緊急時
ケガや体調不良が起きたら、まず全員の安全を確保し、メンバーを分けるかどうかを判断します。ひとりで助けを呼びに行かせるのは原則避けましょう(一緒に登っている仲間がケガや体調不良になったら?)。
歩く順番の考え方はグループで歩くときの順番は?、ペースが違う仲間との歩き方は仲間とペースが合わないときはどうする?でくわしく紹介しています。