「ラク!」は、落石(らくせき)を知らせる合図です。石を落としてしまったときや、上から石が落ちてくるのを見つけたときに、大きな声で「ラク!」と叫んで周りに知らせます。聞こえたら、上を見て石の位置を確かめ、すぐに岩陰や斜面の脇に身を寄せ、頭を守りましょう。上を見る余裕がない時は、ザックで頭を守って身を低くします。
聞こえたときの行動
自分が石を落としたとき
- すぐに大声で「ラク!」と叫ぶ
- 石が止まるまで、下の人に向けて繰り返し叫ぶ
- 止まったら、下の人にけががないか確認する
「申し訳ない」と思って声を出しそびれるのが一番危険です。石を落としたら、ためらわずに大声で知らせましょう。
落石が起きやすい場所
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| ガレ場 | 浮いた石が多く、踏んだだけで落ちる(ガレ場・ザレ場はどう歩く?) |
| 岩場・鎖場 | 上を歩く人が石を落としやすい(岩場の歩き方は?怖いときはどうする?) |
| 雪渓 | 雪の上を石が音もなく転がってくる(雪渓はどう歩く?夏でもアイゼンは必要?) |
| 雨の後・雪解けの時期 | 地盤がゆるみ、自然の落石が増える |
落石から身を守る準備
- 落石の多いコースではヘルメットをかぶる(落石を防ぐには?落ちてきたらどうする?)
- ガレ場では人の真下や真上を歩かない
- 前の人と間隔をあけ、上の人が通過するのを待つ
- 休憩はガレ場の下や崖の下を避ける
北アルプスの一部のコースなどでは、自治体や関係団体がヘルメットの着用を勧めています。行く山の情報を確認しましょう(落石を防ぐには?落ちてきたらどうする?)。
出典・参考:長野県 山岳高原観光課 資料(高山病の予防と対処)(2026年11月時点で確認)