Q.202季節の登山・雪山

凍傷を防ぐには?なったらどうする?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

凍傷は、強い寒さで皮膚や体の組織が凍ってしまうケガで、指先・足先・耳・鼻・頬などに起こりやすくなります。濡れた手袋や靴下、きつい靴、強い風が重なると起きやすいため、乾いた手袋と靴下の予備を持ち、肌を風にさらさないことが予防の基本です。感覚がなくなってきたら、すぐに温めます。重い凍傷が疑われるときは、下山して医療機関で治療を受ける必要があります。

凍傷になりやすい条件

凍傷が起きやすい条件 低い気温と強い風 体感温度が大きく下がる 濡れ 汗や雪で濡れた手袋・靴下 血行不良 きつい靴、長時間動かない 肌の露出 顔や耳を出している
凍傷が起きやすい条件

予防のポイント

  • 手袋は重ね、予備を必ず持つ(登山に手袋は必要?夏でも使う?)
  • 靴下は乾いた物に替える。靴はきつすぎないものを
  • 顔や耳は、目出し帽やネックゲイターで覆う
  • 指先や足先を、ときどき動かして血行をよくする
  • 行動食をとり、体の熱をつくる

初期のサイン

  • 皮膚が白っぽく、または赤く変わる
  • しびれ、ちくちくする痛み
  • 感覚がなくなる

凍傷が疑われるときの対応

  1. 風の当たらない場所に移る
  2. 濡れた手袋や靴下を乾いた物に替える
  3. 自分の体温(脇の下やお腹)で温める
  4. こすらない(組織を傷めるおそれがある)
  5. 重い凍傷が疑われるときは、下山して医療機関へ

全身が冷えている(低体温症)ときは、そちらの手当てが優先です(低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?)。また、一度温めた部分がまた凍ると悪化するおそれがあるため、山の中での温め方は、講習などで学んでおきましょう。

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