はじめは、コースタイム・山小屋・水場・危険箇所がのった市販の登山地図が使いやすいでしょう。より細かい地形を読みたいときは、国土地理院の地形図(2万5千分の1など)を合わせて使います。スマホの地図アプリが主役でも、電池切れや故障に備えて紙の地図を1枚持つのが基本です。
登山地図と地形図の違い
| 種類 | 向いている使い方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 市販の登山地図 | 計画、全体の把握 | コースタイム、山小屋、水場、危険箇所の情報が豊富。防水紙のものも |
| 地形図(国土地理院) | 地形を細かく読む | 等高線が細かく、尾根や谷の形がわかりやすい。登山情報は少ない |
| 地理院地図(Web) | 自宅での下調べ、印刷 | 無料で閲覧・印刷できる。断面図や3D表示も |
選ぶときのポイント
- 行く山域がすっぽり入っているか(下山路やエスケープルートも)
- 発行年が新しいか(登山道の廃止や付け替えが反映されているか)
- 防水・破れにくい用紙か、ジッパーつきの袋に入れられるか
持ち歩きのコツ
- 使う範囲だけを折りたたみ、すぐ出せる胸ポケットや雨ぶたに入れる
- 地形図を印刷するときは、予定コースに蛍光ペンで線を引く
- 雨の日は防水のマップケースやジッパー袋に入れる
経験者向け:地形図に書き込む
自分で計画するときは、地形図にコースタイム、危険箇所、エスケープルート、水場、通過予定時刻を書き込みます。この「書き込み地図」を作る過程そのものが、山の頭の中の予習になります。地図の読み方は登山の地図の読み方は?等高線はどう見る?で解説しています。
出典・参考:国土地理院「地理院地図」(2026年11月時点で確認)