山の花や石は、持ち帰らないのが基本です。国立公園の特別保護地区では植物や石などの採取に許可が必要で、特別地域でも指定された植物の採取が規制されています。国立公園の外でも、山の土地には必ず所有者がいて、山菜やきのこ、石を勝手に採るのはトラブルの原因になります。山の花は写真で持ち帰りましょう。
採取が問題になる理由
国立公園での決まり
国立公園の特別保護地区では、植物の採取や損傷、動物の捕獲、石や土の採取などに許可が必要です。特別地域でも、環境大臣が指定した植物の採取などが規制されています。登山道沿いに咲いている花も対象になりうるため、「採らない・踏まない」を守りましょう(国立公園で登山するときのルールは?)。
山菜やきのこについて
山菜やきのこ採りは、地域の人にとって大切な資源で、入山や採取に地元のルールがある山もあります。さらに、警察庁によると、2025年の山岳遭難者のうち山菜・茸採りの目的は235人(6.5%)でした。採取に夢中になって道を外れ、迷う例が多いとされています(山菜採りで遭難しないためには?)。
山菜と似た毒草もあります。見分けに自信がないものは、採らない・食べないのが鉄則です(山の毒草にはどんなものがある?)。
持ち帰っていいもの
- 写真と記録(山で写真を撮るときのマナーは?、山行記録はどうつける?記録すると何がいい?)
- 自分が出したゴミ(山で出たゴミはどうする?)
- 山の思い出と、山小屋で買ったお土産
高山植物の名前を調べながら歩くと、採らなくても十分に楽しめます。図鑑アプリや花の写真集を活用しましょう(高山植物を見るときのマナーは?)。
出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)