Q.214マナー・ルール

山でドローンを飛ばしてもいい?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

山でドローンを飛ばすには、まず航空法のルールを守る必要があります。100g以上の機体は登録が必要で、地表から150m以上の高さ、人口集中地区の上空、目視外での飛行などは許可や承認が必要です。山は斜面の起伏が大きく、離陸地点から見て150m未満でも谷の上では150m以上になることがあります。さらに、国立公園や山小屋、土地の管理者が独自に飛行を制限している場合があるため、事前の確認が欠かせません。

飛ばす前に確認すること

ドローンの確認リスト 法律 機体登録 飛行禁止空域 許可・承認の要否 場所 国立公園などの決まり 土地の管理者 山小屋 安全 ヘリの運航 ほかの登山者 天候と風
ドローンの確認リスト

山ならではの注意点

  • 高さの基準は地表から:谷の上を飛ぶと、地表からの高さが一気に増える
  • 風が強く変わりやすい:稜線では強風で機体が流されやすい
  • 救助ヘリや物資ヘリが飛ぶ:ヘリの近くは絶対に飛ばさない(ヘリコプターで救助されたら費用はかかる?)
  • 電波が届きにくい:地形の陰に入ると操作できなくなることがある
  • 野生動物への影響:ライチョウなどの鳥を驚かせる(ライチョウに会ったらどうする?)

山でのドローン事故は、救助ヘリの運航や登山者のけがにつながるおそれがあります。少しでも不安があるときは飛ばさない判断をしましょう。

ほかの登山者への配慮

山に来る人の多くは、静かな自然を楽しみに来ています。プロペラの音や頭上を飛ぶ機体は、不安や不快に感じられることがあります。人の多い山頂や山小屋の周りでは飛ばさない、撮影した映像に他人の顔が映らないようにするなどの配慮も大切です(山で写真を撮るときのマナーは?、登山の写真をSNSに投稿するときの注意は?)。

確認先

確認すること確認先
航空法の飛行ルール・許可国土交通省(無人航空機のページ)
国立公園の決まり環境省や各公園の管理事務所
山小屋や土地の決まり山小屋、自治体、土地の所有者

「ドローン禁止」の掲示がある山域や、飛行に事前申請が必要な場所もあります。迷ったら飛ばさずに、写真と動画を手持ちで楽しみましょう。

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