山で「こんにちは」とあいさつを交わすのは、気持ちのよい習慣であるだけでなく、安全にも役立つからです。あいさつをすると、相手の顔や様子が記憶に残りやすく、万一の遭難のときに目撃情報になることがあります。また、この先の道の様子や天気の情報を聞くきっかけにもなります。人の多い山では、軽い会釈でもかまいません。
あいさつの役割
情報交換のコツ
下りの人は、これから先の道を歩いてきた人です。すれ違いのときに、ひと言聞いてみましょう。
- 「この先、道は滑りますか?」
- 「山頂の様子はどうでしたか?」
- 「水場は出ていましたか?」
ただし、聞いた情報はあくまで参考です。最終的な判断は、自分の目で確かめて行いましょう(山の情報はどこで集める?ガイドブックとネットの使い分けは?)。
人が多い山でのあいさつ
高尾山のように人がとても多い山や、行列ができる道では、全員にあいさつをするのは難しいこともあります。そのような場面では、会釈や、譲ってもらったときの「ありがとうございます」だけでも十分です(登山道ですれ違うときのマナーは?)。
様子がおかしい人(ふらついている、道に迷っている様子)に気づいたら、声をかけてみましょう。あいさつが、人を助けるきっかけになることもあります(一緒に登っている仲間がケガや体調不良になったら?)。