山の水場の水は、きれいに見えても、細菌や寄生虫などが含まれている可能性があります。山小屋などで「飲用できる」と案内されている水以外は、煮沸するか、浄水器(フィルター)を通してから飲むのが安心です。また、水場は季節や天気によって枯れることがあるため、水場をあてにする計画では最新の情報を確かめましょう。
生水のリスク
- 動物のふんなどが上流にある可能性
- 見た目や味ではわからない
- お腹をこわすと、脱水や行動不能につながる
水場の情報の調べ方
- 登山地図の水場の記号と、注意書き(「涸れることあり」など)
- 山小屋の公式サイトやSNS
- 最近の山行記録
水場が枯れやすいとき
- 雨の少ない時期
- 夏の終わりから秋
- 標高の高い場所の小さな水場
水場でのマナー
- 水場を汚さない(食器を直接洗わない、歯みがきの水を流さない)
- 後ろの人のために、くみ終わったらすぐ場所を空ける
- 水場の近くで用を足さない
水場の水を飲むときの注意
- 地図や山小屋の情報で、水場が出ているか事前に確認する
- 水場の近くの掲示(飲用に適さない、煮沸してから飲む など)を確かめる
- 心配なときは、煮沸するか浄水器を使う(登山用の浄水器は必要?どう使う?)
- 予備の水を持ち、水場が枯れていても困らない計画にする
水場の水は、上流の環境や動物の影響を受けることがあります。「冷たくてきれいに見える」だけで安全とは限りません。
浄水器の選び方や使い方は登山用の浄水器は必要?どう使う?で紹介しています。軽いボトル型やストロー型もあり、テント泊や長い縦走では心強い道具です。