歩きながら着るならフリース、休憩中や雨の可能性があるなら化繊の中綿ジャケット、軽く小さく持てて一番暖かいのはダウンです。ただしダウンは濡れると保温力が大きく落ちるため、雨の多い時期は化繊綿が安心です。夏の山でも、標高の高い山や早朝・夕方の休憩用に1枚持ちましょう。
3つの防寒着の違い
| 種類 | よいところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| フリース | 通気性がよく、歩きながら着られる。濡れても乾きやすい | かさばる。風を通す |
| 化繊の中綿 | 濡れても暖かさを保ちやすい。休憩中にさっと着られる | ダウンより重く、かさばる |
| ダウン | 軽くて小さく、とても暖かい | 濡れると保温力が落ちる |
夏でも防寒着が必要な理由
山の気温は、標高が100m上がるごとにおよそ0.6℃下がるといわれ、さらに風が強いと体感温度は下がります。真夏でも、標高3,000m付近では朝晩が一桁台の気温になることがあります(山の気温は平地より何度低い?風が吹くと体感温度は?)。雨と風で体が濡れると、夏でも低体温症の危険があります(低体温症は夏の山でもなる?症状と対処は?)。
選ぶときのポイント
- 雨具の下に着られる大きさか
- 小さくたためて、ザックに入れやすいか
- 首まわりを暖められる襟やフードがあるか
休憩のたびに防寒着を羽織る習慣をつけると、汗冷えを防げて、歩き出したときの体の重さも違います。脱ぎ着しやすいよう、ザックの上のほうに入れておきましょう。