使ったあとは、泥を落として陰干しし、乾いたら防水スプレーなどで手入れします。登山靴の靴底には、時間がたつと加水分解で劣化してはがれたり崩れたりする素材が使われていることがあり、長く履いていない靴を山で突然使うのは危険です。出発前に、靴底やつなぎ目に割れやはがれがないか確かめましょう。
使ったあとの手入れ
寿命と、確認したい場所
| 確認する場所 | 劣化のサイン |
|---|---|
| 靴底(ソール) | すり減って溝が浅い、ひびや欠け |
| 靴底と本体のつなぎ目 | はがれ、すき間 |
| ミッドソール(靴底の中間層) | 押すとボロボロ崩れる、割れる |
| アッパー(本体) | 破れ、縫い目のほつれ |
加水分解に注意
ミッドソールなどに使われる素材の中には、空気中の湿気などで時間とともに劣化するものがあります。何年もしまっておいた靴は、見た目がきれいでも、山で急に靴底がはがれることがあります。
- 長く履いていない靴は、近所で歩いて確かめてから山へ
- 靴底がはがれたときのために、テーピングや結束バンドを持つと応急処置ができる
ソールの張り替え
メーカーやモデルによっては、靴底の張り替え(リソール)ができます。本体がまだ使える場合は、買い替えより安く済むこともあるので、購入した店やメーカーに相談しましょう。
湿気の多い場所にしまうと劣化が早まることがあります。保管は風通しのよい場所で。年に数回は履いて歩くと、劣化に早く気づけます。